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みなとみらい労働法務事務所ブログ

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(仮題)リスクアセスメントの見直し

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4月16日に原稿を送信しましたので、6月中旬に出版予定です。著書のまえがき1を紹介します。

本書が示す、危険源のリストアップの目的及びリスク評価表の活用について
1.リスクアセスメントは、現場内にある、全ての機械設備や作業等について、
①危険源をリストアップし、②リスク評価し、③リスク軽減措置を検討・措置し、④それを記録すること、の一連の安全管理方式と位置付ける。
2.本書は、現場内にある全ての機械設備等の「もの」を優先的に、危険源のチェックリストを作成し、リストアップする手法を推薦する。この手法はリスクアセスメントの入口で戸惑うことが少ないからである。
 同時進行あるいは余力があれば、作業等の流れについても行うのが望ましい。
3.危険源の型別チェックリストで現場内の全ての「もの」をリストアップする労力の負担は少ない。ベテランでなくてもできるので、簡単に集約できる。ここで一回目の目標が設定でき、
この作業が終了すると一応の達成感がある。
4.これをリスク評価する際は、ベテランの指導が要求される。
(1)リスク評価する際の注意は、一人で行うのではなく、なるべく多数の者の意見を聴くことである。
(2)リスク評価は、「もの」を示して、
 ①災害が起きるとしたらどのような災害か?
 ②その災害の被害の程度は?
 ③その災害が発生する可能性は?
  と問いただすと、容易に災害に至るストーリーが描ける。
(3)リスク評価の手法は、掛け算方式、足し算方式があり、一長一短でこれが最適というものはない。あまり神経  質にならずに欠点を補えばよい程度に考える。
  評価の仕方を理解するには、多少時間を要するが、正しい評価の仕方を理解しないと、リスクアセスメントは  無意味なものとなる。
5. 個々の「もの」のリスク評価は、朝礼の後に実施されるKY(あるいはR・KY)の基礎資料として使用でき  る。
(1)作業員が意見を出し合うKY活動は、マンネリ化が指摘されているがKY活動の活性化が図れる。

(2)安全責任者が、事前に作業員に対し当日の作業で使用する「もの」や「流れ」からくる危険性について、情報  を提供することで、危険源の把握漏れを防ぐことができる。
(3)作業手順書に対する周知に活用できる。
6.各現場から得られた個々の「もの」のリスク評価表は、他の現場や作業手順書・作業計画書でも活用できる。
7.支店や本社がこの情報を集約し、これを現場に情報として返すことで、リスクアセスメントにかかる負担が軽減 でき、さらなるリスクアセスメントの発展が期待できる。 

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